先日、ある方から著者である柴田さんのサイン入りの「みんなのPython」をいただいた。
せっかく Python をやるなら Google App Engine だろうと思い、登録しようとしたら案の定 Waiting List 入り、早くサインアップだけしておくべきだった。
とりあえず SDK を落としてインストールしようとしたら Python 2.5 が必須とのこと。自分が普段使っている CentOS 5 に入ってるのは Python 2.4 なので、別途インストールしなければならない。
というわけでまずは環境構築からスタートのようです。
ちょっと脱線
Google Gear があって Google App Engine と来たので、なんかデータストアの部分をカプセルかして提供してくれるとかいう物とかあるのかと思ったんですが、そういうことはないようです。
なんか Google Gear で本来のサーバーサイド処理も JavaScript でみたいな実装ができて、それでオンラインもオフラインもどっちも意識せずに開発できるようなことにはならないのだろうか。
ECMAScript というか ActionScript 3 を見てると Java と変わらない厳格な書き方もできるし、Flex の実装してるともうサーバーサイドもこの言語で書ければいいのにと思う。
Python 2.5 と Google App Engine をセットアップ
Download Python から Python 2.5.2 compressed source tarball のリンク URLを wget してコンパイルする。とりあえずオプションは特に付けなかった。
1 | $ wget http://www.python.org/ftp/python/2.5.2/Python-2.5.2.tar.bz2 |
さらに Google App Engine を落として展開する。Downloads - Google App Engine — Google Developers から Linux/Other Platforms - 1.0.1 - 4/14/08 を入れる。
1 | $ wget http://googleappengine.googlecode.com/files/google\_appengine\_1.0.1.zip |
dev_appserver.py にアプリケーションルートを渡して実行するようだ。HTTP サーバも要らない(まあ Python だし当然か)。demos/guestbook というのがあるので、とりあえずこれを実行してみる。address 引数指定しないと localhost でbind してしまうから指定する。そしてブラウザから http://○○○○:8080/ にアクセスしてみた。
1 | $ /usr/local/Python-2.5.2/bin/python ./dev_appserver.py --address=0.0.0.0 demos/guestbook |
Guestbook( コメント書きアプリ)が動いた。スタートはここで終了。